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治具!治具?治具!! |
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今まで、いろんな治具をその都度作ってきたが、どれも満足できるというものではありません。 ギターを作りながら新しく作ったり、改良したりして最終的に工程順序を固定したい! ....と言うことで、まずはサイドベンディングマシン! ギターを作り始めの頃、一度作っては見たものの、中に電球を2本入れたものでは熱量が足りなくて失敗。 今回はリベンジ!? まず、例によってコーナンで12mm厚の合板をゲット。 テンプレートに合わせて罫書き糸鋸でカット、カット面を整形、直角(大事!)にします。同じものを2枚。 |
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150mm巾で合板をカット。 先に作ったものを端に立てて固定(スリムビス)。その後に2X4材で下駄を履かせます。 上に乗っているのは、クビレ部分を押えるもの。正確に曲線に合わせているつもりですが...... |
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今回の熱源はコタツから取ったヒーター。 反射板が付いていたのでそのまま利用。 あ!これは組み立てる前に底板に固定しています。 |
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パイプはステンのφ15mmの150mm。 これを差し込む穴を曲面ギリギリに開けるのに苦労しました。 穴を補正(パテ?)します。 2つのヒーター、それぞれにスイッチを設け、配線。 |
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側板を挟むステンの板は、厚0.1mmを試してみます。 巾にあわせてカット。 |
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さあ、いよいよテスト!ちょうどサペリの板が余っていたので。 板を濡らして、ヒーターのスイッチを入れクランプしていきます。 最後まで押し込んでみると、板を挟んでいる下のステンが皺?になって....(画像をクリックして拡大) |
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ステンの板厚を0.5mmに換えます。 さて、いよいよ本番!板はココボロ。 押えの下にもステンを貼っています。最後までクランプで押し込んで見ます、ゆっくりと。 なんとか行けました。 |
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今度はギターのお尻に向かってステン板を上から当ててばねで押えながら曲げていきます。水分を補給しながら。 この曲げは結構問題もなく、少々強くいっても大丈夫なようです。 |
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今度はヒールに向かって同じように曲げていきますが、今度は強引に行く........とひび割れます。(涙) 改良点その1 最初にクビレを押えてから前、後ろ全て固定するまで熱がずっとクビレ部分にあたる。制御できないか? 改良点その2 ステンのパイプ数をあと2本増やす。型枠にはめてみると、曲線が出ていない箇所がある。 後は経験と慣れです。 次の治具はブックマッチ治具です。 |
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